ハウスメーカー比較 構造・工法
住宅の構造・工法ごとに、ハウスメーカーを分類してみました。ハウスメーカーごとに、
得意とする構造・工法が異なります。それぞれの構造・工法のメリット・デメリットを把握し、
皆さんの住まいづくりに合ったハウスメーカーを選びましょう。
在来軸組工法
- 最もポピュラーな伝統的工法で、間取りの自由度が高くリフォームにも対応しやすい。
- 各職人の腕の差が出やすい(腕の良い職人を確保することが最大のポイント)
枠組壁工法(2×4工法)
- 施工が特殊ではないので均一に施工される可能性が高く、断熱気密性に優れる。
- 壁で支える工法のため間取り変更などのリフォームは難しい。(設備機器交換は除く)
木質パネル工法
- 施工の均一化が可能で工期が短い。
- 搬入経路による施工要件に制約がある(クレーン車が入れない狭小地は難しいなど)
軽量鉄骨構造
- 重量鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造と比べると、経済的(低コスト)で工期が短い。
- 大空間・大開口、大きな吹き抜けなどのプランの自由度に限界がある場合もある。
鉄筋コンクリート構造(RC造)
- 耐火性、耐久性が高く、重量鉄骨構造と比較してプランの自由度が高い。
- 建物本体の建築コストが高くなるほか、断熱グレードを削ると夏暑く冬寒い家になる。