マイホームの建築を検討しているなら、ハウスメーカーや工務店選びが大切です。メーカーによって価格帯や自由度、デザイン性などが異なります。なかでも、デザイン性に重点を置くなら、ヤマダホームズはおすすめです。
そこで、今回はヤマダホームズの評判を集めました。
ヤマダホームズがどのようなハウスメーカーなのか、施工事例や特徴などを参考にしながら紹介するので、参考にしてください。
住宅建設では、ハウスメーカーか工務店を選ぶことになります。違いがわからない人のために、それぞれの特徴を紹介します。
まず、今回紹介するヤマダホームズはハウスメーカーです。ハウスメーカーは、以下のような特徴があります。
【ハウスメーカーの特徴】
・規模感:全国展開していることが多い(大手企業)
・価格帯:工務店よりは割高(坪単価70~100万円程度)
・サポート:品質・アフターサービスが充実している
・デザイン性:複数の商品ラインナップから選べる、自由設計に強い
・工期:流れがシステム化しているため短期間で建築可能
ヤマダホームズに限らずほかのハウスメーカーも、全国展開していることが多いです。デザイン性や耐久性に優れている反面、価格帯はやや割高。
その代わり、アフターサービスが充実している点が評価されています。また、建築に際しての流れがシステム化しているため、3~4か月程度で家が建つことも多いです。
一方、工務店は以下のような特徴があります。
【工務店の特徴】
・規模感:中小企業が多く地域密着系の企業が多い
・価格帯:割安で1,000万円台でも家が建つ
・サポート:会社によってばらつきがある
・デザイン性:自由度が高く内装なども選べる
・工期:デザイン・設計・資材選定などすべてゼロからおこなうため長い
コスト重視で家を建築するなら、ハウスメーカーよりも工務店ですね。その代わり、サポートにばらつきがあったり、工期が長かったりと、デメリットはあります。
いずれもおすすめですが、ヤマダホームズのようなハウスメーカーだと、安心して依頼できます。
会社名 | 株式会社ヤマダホームズ |
所在地 | 群馬県高崎市栄町1番1号 |
保証内容 | 住まいの60年サポートシステム |
施工エリア | 全国対応 |
工法、住宅工法 | 剛床工法、木造軸組パネル工法、ティンバーメタル工法、いずれも耐久性に強い工法 |
坪単価の目安 | 50~100万円 ※参考:ハウスネットギャラリ |
公式URL | https://yamadahomes.jp/ |
ヤマダホームズは、ヤマダ電機などで有名なヤマダホールディングスのハウスメーカーです。豊富な商品ラインナップと、デザイン性に優れた家づくりに定評があります。
引用:ヤマダホームズ
また、住宅を建てたあとでも安心できる、60年サポートシステムが用意されています。 ※サポートを受けるには条件が必要
全国に住宅展示場があり、施工も全国対応です。さらに、耐久性を意識した以下の住宅工法が人気です。
【ヤマダホームズの住宅工法】
剛床工法 | 耐震性に強い住宅工法 |
木造軸組パネル工法 | 住宅の耐久性をアップする特殊工法 |
テインバーメタル工法 | 土台を金属で固定してさらに耐久性を強くする工法 |
デザイン性が優れているだけではなく、耐久性も抜群に優れていることがわかります。坪単価は施工エリアにもよりますが、50~100万円程度。(ハウスネットギャラリー参照)
予算2,000万円程度でも立派な家が建築できるので、ローコスト住宅を求めている人にもおすすめなハウスメーカーです。
ヤマダホームズでのマイホーム建設を検討している人のために、評判をいくつか集めてきました。さまざまな声がありましたが、なかでも多かった声は以下のとおりです。
【ヤマダホームズのよい評判一覧】
どれも参考になる内容だったので、一つの判断材料にしてください。
”「デザインがずば抜けていた」こと「建物を湿気から守る壁内換気システム」がお気に入り。”
引用:ハウスネットギャラリー
ヤマダホームズの口コミで多かったのは、デザイン性に関する声です。
マイホームは一生のものなので、耐久性や耐震性はもちろんですが、デザインにもこだわりたいですよね。
ハウスネットギャラリーでは、施工事例が多く公開されています。外観もおしゃれですが、ヤマダホームズは内装にもこだわっています。
外観からは想像できないほど、広々としている家です。ヤマダホームズは、空間をうまく使うことも評価されています。
そのため、マイホームを建てるうえで、とくにデザイン性を重視するなら、ヤマダホームズを選んで間違いはありません。
”スタッフさんの対応のよさで選びました。マイホームを建てたい!という気持ちはありましたが、具体的なイメージはわかず…。悩んでいると、スタッフさんがいろいろなことを提案してくれて、満足いく家づくりができました。”
引用:ヤマダホームズ
”マイホームを建てる時に、意外と悩むのが外観や内装です。ラインナップがあっても、そこから難航します…。ヤマダホームズのスタッフさんは、いろいろな角度からアイデアを提案してくれます!”
引用:ヤマダホームズ
ヤマダホームズは、高いデザイン力も評価されていますが、提案力も売りの一つです。口コミにもありましたが、アイデア提案に優れています。
公式サイトでは、具体的におこなっている提案内容が掲載されていました。
【ヤマダホームズがおこなっている提案内容について】
Y-let | 家づくりに必要なマニュアルが完備したタブレット(2週間の無料レンタルが可能!) |
STYLE BOOK | 10種類のインテリアをプランにあわせてシミュレーションしてくれる |
平屋の提案 | 平屋の選択肢があることを提案してくれる |
生活動線の提案 | 暮らしやすいように将来を見据えた生活動線を提案してくれる |
キッチンレイアウト | 暮らしに必要なキッチンのレイアウトを細かく提案してくれる |
Smart収納 | 空間をうまく活用した収納スペースを提案してくれる |
このように、ユーザーの希望に沿ってさまざまなアイデアを提案してくれます。ヤマダホームズに相談する際は、ある程度マイホームの希望をまとめたうえで、相談するとよいでしょう。
”いろいろなハウスメーカーや地元の工務店を回りましたが、最終的にヤマダホームズに決めました。決め手となったのは、スタッフさんの対応です。相談から契約まで、丁寧に対応してもらえました。”
引用:ヤマダホームズ
”スタッフの対応がいい!提案力もそうだけど、人柄で決めた部分も大きい。満足できる家ができてよかった。”
引用:ヤマダホームズ
”マイホームを建てた後のアフターサポートが充実しているのはいいと思います。不具合があっても、すぐに対応してくれて安心です。”
引用:ヤマダホームズ
ヤマダホームズの口コミで、案外多かった声がスタッフの対応についてです。マイホームを建てる際は、相談から契約、契約後の対応まで、さまざまなスタッフと相談しながら決めていきます。相談した際の対応がイマイチだと、別のメーカーを検討する人も少なくありません。
その点、ヤマダホームズはスタッフに関するネガティブな声がほとんどなかったので、安心できそうです。
また、アフターサポートについての声もありました。
ヤマダホームズでは、60年間のアフターサポートをおこなっています。定期的なメンテナンスをおこなっていれば、万が一欠陥が見つかったときでも安心できますね。その際のスタッフの対応もよかったそうなので、マイホームを建てたあとでも心配なさそうです。
“ヤマダホームズの提案力はほかのメーカーに比べると随一です。スペースをうまく活用した家づくりができて、家の面積はそこまで広くありませんが、広々とした家づくりができました。”
引用:ヤマダホームズ
”マイホームを建てるときに捨てられなかった条件が、スペースの有効活用でした。収納スペース、書斎、吹き抜けの空間…などいろいろ要望がありましたが、ヤマダホームズさんではすべてクリアしてもらいました。”
引用:ヤマダホームズ
マイホームの計画を立てるときに、意外と重要になってくることが、スペースの活用です。例えば、間取りを3LDKに設定した際、土地の広さによって各部屋の面積を決めていきます。
しかし、広さを決めるだけでは、うまくスペースを活用できません。天井の広さを決めたり、ロフトの有無を決めたりすると、より広々とした家ができます。
ヤマダホームズでは、前述したように提案力に優れています。ユーザーの状況に応じて、スペースの提案をしてくれることも、評判が高い理由の一つです。
ヤマダホームズの気になる評判を調べましたが、目立つようなネガティブな声はありませんでした。
実際に家を建てた人の多くは、家のつくりはもちろんですが、アフターサービスにも満足しています。
ただ、以下のような声はありました。
【ヤマダホームズの気になる評判】
ヤマダホームズはハウスメーカーであり、工務店に比べると価格は高めです。これは、ヤマダホームズに限った話ではありません。
それに、ヤマダホームズでも2,000万円台で建てられる家もあるため、エリアや希望、スタッフの提案力次第です。
また、ヤマダホームズのメイン工法は木造建築。そのため、海外からのウッドショックの影響を受けやすいです。
しかし、ウッドショックもほかのハウスメーカーにも通用する話です。場合によっては値引きができることもあるため、一度相談することをおすすめします。
口コミ・評判では、なかなかイメージがわかない人のために、ハウスネットギャラリーの施工事例をいくつか集めました。本体価格の目安や坪単価、実際の写真などを合わせて紹介するので、マイホーム選びの参考にしてください。
延床面積 | 98.95平米/29.93坪 |
本体価格 | 2,000万円台 |
坪単価 | おおよそ66~67万円 |
ヤマダホームズでも人気がある、平屋タイプのマイホームです。近年、バリアフリー化が進み、平屋を建てる人も少なくないとか。
外観からは想像できない内装になっており、吹き抜けでうまく空間を使っています。
趣味を楽しみたいという要望に応え、ギターが収納できるスペースも確保されています。
2,000万円台の家で、坪単価は約66~67万円程度。
ローコストかつデザインを意識した、ヤマダホームズらしい家といえるでしょう。
【担当者のコメント】
実家の所有していた空き家を建替えることから計画をスタート。ムダな段差のない平屋で、憧れのアメリカンスタイルを実現。親族が集まる家として使える広さも確保し、収納を必要な場所ごとにしっかりと計画し、念願の趣味の作業スペースも用意。
引用:ハウスネットギャラリー
延床面積 | 113.58平米/34.35坪 |
本体価格 | 2,000万円台 |
坪単価 | おおよそ58~60万円 |
白とグレーを基調にした、シンプルな戸建て。角の土地を使っているため、コンクリートの塀がデザインとしてうまく活用されています。
延べ床面積は113平米と広く、本体価格は2,000万円。坪単価はおおよそ58~60万円と、外観だけで判断してもローコストです。
コの字型になっているため、向かいの部屋が中庭を通して見通せます。中庭に植えられている木もあいまって、非常に開放的です。
【担当者のコメント】
3人のお子さまの楽しげな声が聞こえてきそうな、家族が自然と集まる開放的な空間づくりがポイントのお住まいです。窓からの景観や風通しの良さを考慮して、中庭を囲むように各部屋を配置することで、どの部屋にも十分な採光を確保。
引用:ハウスネットギャラリー
延床面積 | 373.22平米/112.89坪 |
本体価格 | 4,000万円台 |
もともとあった実家を建て替えのために、二世帯住宅に増築。おしゃれな外観や、庭のスペースが用意されており、外部からは生活感が想像できません。
完全分離型の二世帯住宅であり、室内は解放感にあふれています。
天井が高いことから、それだけで余裕あるスペースを感じさせますね。また、住宅の形状が”ロの字”になっているため、中心には中庭があります。
建物で囲まれていることから、外での食事・バーベキューなどにも最適です。
【担当者のコメント】
実家を建て替えて二世帯住宅に。間取りは、完全分離型二世帯住宅としながら、中庭を中心に程よい距離感を実現。お互いに見えすぎない位置に窓を配置するなどの工夫でプライバシーも確保しました。
引用:ハウスネットギャラリー
ヤマダホームズの特徴はさまざまで、ユーザーにとってメリットがあるものばかりです。それぞれ紹介すると、以下のとおりです。
【ヤマダホームズに依頼するメリットと特徴】
優れた提案力とデザイン性は、ヤマダホームズの最大の売りです。耐久性や遮熱性なども高く評価されているため、気になる人は参考にしてください。
口コミにもあったように、ヤマダホームズはデザイン力が定評です。外観はもちろんですが、内装にも力を入れており、ユーザーが満足できるようなデザインを提案してくれます。
公式サイトでは、小堀住研のプロ建築家集団が在籍しているとの表記もありました。70年の歴史のなかで、さまざまな住宅を手がけてきたデザインを、ヤマダホームズでは実感できます。
邸宅の実例は、各モデルルームや住宅展示場で確認できます。それぞれコンセプトがあるため、デザインが気になる人は、一度訪れるとよいでしょう。
ちなみに、茨城県の住宅展示場では、外観はコの字型でシンプルな作りになっていますが、玄関を開けると一変。植栽があり、家の中でも自然を感じられる斬新なデザインは、ヤマダホームズの特徴といえるでしょう。写真でご紹介できないのは残念ですが、ホームページに掲載されているので、お時間ある時にでもチェックしてみてください。
ヤマダホームズは、依頼者のことを考えたプランニングが特徴です。住宅を建てる際、さまざまな悩みがあると思います。
ハウスメーカーの場合は、商品ラインナップが多く公開されており、ヤマダホームズも例外ではありません。その段階で悩みますが、ユーザーの要望に答えながら、適切な商品を紹介してくれます。また、建てたい家のタイプが決まったら、外観や内装を決めることが多いです。
その際、ヤマダホームズでは以下の提案をおこないます。
【ヤマダホームズのプランニングとアイデア提案について】
マイホーム建設マニュアルを完備したタブレットの無料レンタル |
インテリアデザインを実際のプランとあわせてシミュレーション |
平屋スタイルの住宅の提案 |
将来無理なく住めるように生活動線の提案 |
おしゃれなキッチンレイアウトの提案 |
スペースを活用した収納の提案 |
「マイホームがほしい!」という要望だけで、ほかには何も決まっていない人でも、ヤマダホームズの提案力なら安心して任せられます。
日本は、世界でも災害に遭いやすい地域であり、身近なものでいうと台風被害や大雨による洪水被害があります。また、地震や火事なども起きやすい地域なので、マイホームに耐久性を求める人も少なくありません。
ヤマダホームズは、耐震性・耐火性に優れた家づくりに定評があります。
引用:ヤマダホームズ
まず耐震性については、ベタ基礎を採用しています。
不等沈下(家が傾く原因になること)を、起こしづらくなるため、地震などの揺れにも強いです。
さらに、土台となるコンクリート部分には、基礎の上からモルタルを塗ることで、さらに耐久性をアップしています。
引用:ヤマダホームズ
建材(木材)にはヒノキを採用しており、シロアリ対策や腐食に強いと評判です。さらに、ヤマダホームズの建材には4寸角の土台が使われています。強度は建築基準法の柱や土台に比べてて、1.3倍強いとのこと。
耐火性にも申し分ないため、耐震性・耐火性に優れたマイホームを建てたいなら、ヤマダホームズはおすすめです。
耐震性・耐火性に優れている家だと安心ですが、快適な生活を送るためには、断熱性や遮熱性も求めたいところ。ヤマダホームズでは、夏場でも冬場でも快適に過ごせるような家づくりが評判です。
ヤマダホームズでは、建材にグラスウールや吹付断熱を使用しています。夏場は冷気を逃がさず遮熱して、冬は室内の熱を逃さないようなつくりになっていることから、断熱・遮熱性能に優れています。
また、断熱や遮熱は省エネにもつながるため、電気代の節約も可能です。
引用:ヤマダホームズ
【ヤマダホームズの公式サイトに、冷暖房費についての記載がありました。オール電化の物件の場合、年間の冷暖房費が40%削減できるとのこと。
このご時世、電気代が上昇傾向にあるので、省エネには敏感になりたいところです。ヤマダホームズのように、断熱性能や遮熱性能に優れていると、その点も安心できますね。
ヤマダホームズには、入居後に安心して住めるようにサポートシステムを用意しています。まず、10年サポートとして、以下が保証されています。
【ヤマダホームズの10年サポートの内容】
これらが初期保証として用意されているため、非常に安心です。
そのほかの保障内容は、表に記載がある通りです。60年間の保証を受けるためには、以下の条件があります。
【60年のサポートを受ける条件】
これらをクリアすると、60年保障を受けられます。ちなみに、15年目以降の点検はいずれも無料です。
マイホームは数年のものではなく、何十年も住むものです。しかし、いずれは風化や劣化するもの。
その際、定期点検やメンテナンスがあれば、いち早く気づけるので安心です。建設後もサポートしてもらいたい人に、ヤマダホームズはおすすめですね。
ヤマダホームズの口コミ・評判は、おおむね良く高評価でした。しかし、一部気になる声もあったので、デメリットとして紹介します。
【口コミ・評判から見るヤマダホームズのデメリット】
ヤマダホームズに限らず、どのハウスメーカーや工務店にもデメリットはあります。そのデメリットを加味したうえで、メーカー選びをするかどうかが大切です。
ヤマダホームズの口コミを調べていると、以下のような声が見つかりました。
”60年の保証を受けられるのは確かに安心で、15年目からは無料になるのはいいと思う。ただ、有償メンテナンスを受ける必要があるのは気になる。(東京/35歳/男性)”
しかし、さまざまなメーカーで保証や点検サービスを実施していますが、いずれも一定期間の有償メンテナンスを受けることが条件です。
引用:ヤマダホームズ
それに、有償メンテナンスの内容を見ても、悪いものではありません。むしろ、マイホームに大切に住む場合は必要なことです。
デメリットと感じる場合もありますが、長く住宅に住むことを考えた場合の必要経費といえるでしょう。
こちらも、ヤマダホームズに限った話ではありませんが、輸入木材に頼っているとウッドショックの影響を受けやすいです。
木材の輸入が遅れると納期が遅れるだけではなく、木材そのものの需要が高まり、価格が高騰してしまいます。木材の価格が高騰すると、本体価格や坪単価にも影響するため、コストを考える人は意識しましょう。
ヤマダホームズの平均坪単価は、ハウスネットギャラリー基準だと50~100万円とふり幅が大きいです。ただ、ほかのメーカーに比べると単価は安く、2,000万円台の家でも立派です。
どうしても不安な場合は、相談する際にウッドショックの影響を聞くとよいでしょう。
ハウスメーカーで多く取り入れられているのが、ZEHです。ZEHとは、簡単に説明すると、家に住む際のエネルギー量を極力減らし、最終的にはゼロにすることです。
(net Zero Energy Houseの略称)
電気代やガス代などが、エネルギーの例としてあげられますが、オール電化にするとガス代は節約できます。電気代に関しては、太陽光発電をすることで、電気代を実質ゼロにすることも可能です。
しかし、ヤマダホームズのZEH率は他社目メーカーに比べると、普及率は低め。
それぞれ比較表を作ったので、以下を参考にしてください。
21年度 ZEH普及率(北海道以外の都道府県)
ハウスメーカー各社 | ZEH率 |
---|---|
ハウスメーカーS社 | 92% |
ハウスメーカーS社 | 73% |
ハウスメーカーT社 | 71% |
ハウスメーカーM社 | 61% |
ヤマダホームズ | 25% |
ほかのメーカーに比べると、ヤマダホームズのZEH率は25%と低く、多く普及していないことがわかります。しかし、公式サイトには、2025年までに50%の普及率にするとの記載もあったので、今後に期待できそうです。
ヤマダホームズには、さまざまな商品ラインナップがあります。いずれもおすすめですが、そのなかでもとくに人気がある商品を紹介します。
【ヤマダホームズのとくに人気な商品ラインナップ】
それぞれの特徴を詳しく解説しているので、参考にしてください。
Felidia(フェリディア)は、上質な住宅を求める人のためのハイグレード注文住宅です。ヤマダホームズのなかでも非常に人気がある商品で、外観・内装ともに評判があります。
工法には、耐震性に優れているティンバーメタル工法が採用されています。地震が多い日本だからこそ、耐震性に優れた工法を選びたいところです。
さらに、Felidiaでは、アレルギー対策も充実しています。
ハウスシックの原因になるホルムアルデヒドを、独自の石膏ボードにより分解します。さらに、全部屋にはプラズマクラスターによる24時間換気を実施。
家族の健康を考えたマイホームが欲しい人に、おすすめできる商品ですね。平屋・2階建て・二世帯住宅と、さまざまなタイプで相談可能です。
長期優良住宅性能基準で、6つのすべての項目で高水準を獲得しているのが、ELFORT(エルフォート)です。住宅建設にはさまざま基準があり、等級が高いほど安心できます。
ELFORTは、このようにすべての基準で高い評価を得ています。これらの基準を満たした住宅では、住宅ローンや所得税、不動産取得税などで優遇されるため、経済的にも優しいです。
また、ELFORTは耐久性に優れている家を求める人におすすめです。耐震性・耐久性を強くするために、以下のような対策がされています。
【ELFORTの耐久性について】
このように、耐久性については申し分ない商品です。耐震性・耐火性に優れた家を求める人に、ELFORTはおすすめできます。
スーパーフル装備住宅は、住まいに必要なものをすべて集めたオールインワンタイプの商品です。ヤマダホームズにはさまざまな関連会社があり、ヤマダ電機もその一つです。
スーパーフル装備住宅では、暮らしに必要な家電や家具、寝具などをすべて取り揃えています。そのため、引っ越しに際して、新しく家具や家電を持っていく必要はありません。
また、スーパーフル装備住宅は、以下の特徴があります。
【スーパーフル装備住宅の特徴】
自由設計や、設備などにこだわる人に、おすすめの商品といえるでしょう。
とにかく耐久性と品質を重視したいなら、SxLシグマがおすすめです。
SxLシグマは、ヤマダホームズの独自技術の”SxL構法”によって作られる住宅です。さまざまな構造計算と耐久実験によって実現した構法で、クオリティも高く評価されています。
また、その耐久性を生かしたつくりも評価されており、吹き抜けを意識したタイプの住宅が人気です。
家に住んでいて、狭いと感じる理由の多くは、スペースをうまく活用できていないところにあります。収納が少なくリビングや寝室にモノを置いたり、天井が低く窮屈に感じたりとさまざまです。
しかし、SxLシグマの住宅は、空間をうまく活用しています。収納スペースと居住スペースがしっかり確保されており、天井も高く広々としています。
家族向けの商品なので、広さを重視する人にSxLシグマはおすすめです。
ヤマダホームズは、以下のような人におすすめです。
【ヤマダホームズがおすすめな人】
さまざまなメリットや特徴があるハウスメーカーなので、検討している人は内容を参考にしてください。
マイホームは何十年と住み続けるものであり、子どもや孫世代にも受け継がれていきます。将来的なことを考えた場合、保証や点検があると安心ですよね。
ヤマダホームズには、最大60年間のアフターサポートがあるため、長期保証や定期点検を求める人におすすめです。
評判や口コミには、「有償メンテナンスが必要」「メンテナンスをしてもあまり意味がない」などの声もありました。ただ、欠陥とまではいきませんが、住宅は何が起こるかわかりません。
建てた土地によっては湿気によって木材が劣化したり、カビが発生したりすることもあります。そのほかにも、害虫がシロアリなどの被害を受けるなども考えられます。
一度劣化するとすぐに老朽化し、リフォーム対応…という話もゼロではありません。これらを避ける意味でも、定期点検やメンテナンスは実施したほうがよいです。
ヤマダホームズのサポートは条件があるものの、15年目以降は無料でおこなってくれるため、安心ですね。
ヤマダホームズでは、二階建て・平屋問わず空間を意識した家づくりが特徴的です。
空間といっても、天井が広いだけではありません。もちろん、天井が広いとスペースにゆとりができるため、暮らしているときに狭さを感じません。しかし、ヤマダホームズでは空間をうまく使うことで、以下のようなことができます。
【空間を意識した家づくりの特徴】
できたスペースは物置に使うのもよいですが、書斎やシアタールームにしている人もいます。あまりコストをかけられない人でも十分なスペースを確保できるので、一度相談するとよいでしょう。
マイホームを建設するうえで、ネックになるのがコストです。注文住宅にかかるコストは本体価格だけではなく、土地代も含まれます。
そのほかにも、税金などもかかるため、想定していた予算よりも見積りが超過してしまうことも珍しくありません。「予算内でできる限り安く建てたい」と思う人も多いです。
その点ヤマダホームズは、坪単価が安いハウスメーカーとして有名です。ふり幅はありますが、ハウスネットギャラリーの基準では、平均坪単価50~100万円程度。
エリアや商品によって左右されるものの、施工事例を見ても狭さや安っぽさは感じませんでした。
こちらが、ハウスネットギャラリーに掲載されている施工事例です。どちらも、2,000万円台の家であり、コスパはよいと言えます。
そのため、できる限り安く抑えたい人や、コスパを求める人にも、ヤマダホームズはおすすめです。
ヤマダホームズの施工エリアは全国に対応しているため、北海道を除くすべてのエリアに住宅展示場があります。住宅展示場では、ヤマダホームズが施工した家が実際に確認できるため、マイホーム建設に迷ってる人におすすめです。
また、同じ県の住宅展示場でも、エリアによって確認できる住宅が異なります。資料請求やホームページを見て、気になっている商品があれば、一度問い合わせるとよいでしょう。
さらに、ヤマダホームズの住宅展示場ではさまざまなイベントを開催しています。季節によって開催するイベントは異なり、場合によっては見積りが安くなることもあるため、検討している人は一度住宅展示場に行くことをおすすめします。
各エリアの住宅展示場については、こちらから確認できます。
最後にまとめます。
ヤマダホームズは、ハウスメーカーのなかでも非常に評判が高く人気があります。高いデザイン性やコスパのよさが、評判が高い理由です。
そのほかにも、耐久性が優れている点や、耐火性・耐震性に優れていることも特徴の一つ。最大60年のメンテナンス・サポートを受けられる点も、評価されています。
ユーザーのあらゆる悩みを解決してくれるので、検討している人は一度資料請求や住宅展示場にて相談するとよいでしょう。
vol.0027
家づくりでは、お金のことや家族の要望整理、土地探しや全体のスケジュール、住宅会社探しなどすべき事がたくさんあります。もっと簡単に家づくりを楽しむ方法を探されている方へ、ハウスネットギャラリーでは、住まいの専門家があなたの要望の整理からサポートし、家を手に入れるために必要なノウハウやおすすめの住宅会社などをご紹介いたします!
ハウスネットギャラリー事務局(ネクスト・アイズ株式会社)
2005年より住宅・不動産の情報を発信し続けるポータルサイトハウスネットギャラリー注文住宅。これまでに1万世帯以上の家づくりのご相談に応じてきたノウハウを活かして、これから新築を計画中の方をサポートするために「ハウス仲人」を2023年よりオープンしました。