全体の64.3%が以下の価格帯で契約しています。
ボリューム価格帯
1,500〜2,999万円
更新日:2024年7月20日
狭小住宅は小さいから建築費が安くなると思っている方も多いようです。
ここでは、都心に家を建てたいと考えている方で、狭小住宅に興味があり、実際にどのぐらいで建つのか知りたい方のために、狭小住宅を建てる際の費用について簡単にご紹介します。今までにハウスネットギャラリーをご利用いただき家を建てた方の請負金額を参考に数値化しました。
あくまで参考金額としてチェックしてみてください。
全体の64.3%が以下の価格帯で契約しています。
ボリューム価格帯
1,500〜2,999万円
※2020年度ハウスネットギャラリーを利用して住宅会社とご契約した際の請負金額を元にしたデータです。
狭小住宅を建てた方の請負金額から見ると、全体の64.3%は1,500万円から2,000万円台で契約をされたことが判ります。もっとも多いのは2,000万円台で、平均価格帯は、約2,500万円になります。
さまざまな条件によって金額は変わりますが、まずは目安として2,000万円で検討してみるといいかもしれませんね。
ただし、上記金額は2020年の請負金額を元にしているため、2021年はウッドショックにはじまり、アジア各国のロックダウンも影響して、設備機器やサッシやガラス、断熱材など必要な部材が大幅値上がりしているとのこと。結果として1棟単価がおおよそ500万円程、高くなっているという声も耳にします。
これから家づくりを始める方は、まず自分の狭小住宅の要望を叶えるのにいくらぐらい必要なのか、ハウスネットギャラリーの専門家に相談してみてはいかがでしょうか。無料「ハウス仲人」サービスよりご連絡ください。
ハウスネットギャラリーでは、たくさんの狭小住宅の施工事例を掲載中!
実際に建った事例を見て、ご計画の参考にしてください。
気になる会社へまとめて資料請求もできちゃいます。
狭小住宅の事例一覧は以下よりご覧ください。
「建てる面積が小さいはずの狭小住宅だけど、平均価格2,400万円って、普通の30坪とかで建てる2階建てとあまり変わらない気が…。」
と思った方、残念ながらその通りです。小さいからと建築費が大幅に安くなるということはありません。
なぜそうなるのか、主な理由は3つあります。
狭小住宅は都心に小さい土地を購入して家を建てるケースが多く、そういった都心の建物が密集したエリアは「防火地域」に指定されている区画もあり、そもそも3階建て以上の木造住宅は非常に割高な耐火構造にする必要があるため、主に鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨造を選択される方が多くなります。それ以外にも、「準防火地域」の場合も、耐火建築物とする必要があるため普通の木造住宅より建築費が割高になります。
購入した土地によって制約がある事は、事前に把握しておく必要があります。
狭小住宅で十分な生活空間を確保するためには、縦に高い建物である必要があります。つまり、2階建てではなく3階建てで建築される場合が多いのです。そうなると2階建てよりかかってしまう費用が多くなります。
まず、足場を組むスペースが十分に取れない事から仮設費用が割高になります。また3階建ては耐震性の高い構造が必要となるため、構造計算書の提出が義務付けられています。そのため「構造計算費用」もプラスでかかってしまいます。また、購入した土地の地盤強度が足りない場合には、地盤改良工事費もかかります。
それ以外にも、敷地が狭いことで建築資材などの搬入時に人件費や車両費などが通常よりプラスでかかる場合もあります。工事現場に駐車場や資材置き場がないことなども、費用の上がる原因につながります。
隣家と近いことで、トラブルになるケースもあります。その1つが音問題。距離が近いために、お互いの生活音が届いてしまう場合も多く配慮が必要になります。
一般的な住宅でも防音対策は行われますが、狭小住宅の場合はより防音・遮音性の高い資材を使うことをおすすめします。音でいえば、エアコンなどの室外機や排水管の位置も注意が必要です。エアコンなどは静音性の高い商品もありますので、その点も注意して選ぶようにしましょう。
現在の見積金額では不安だから、「もう少しコストをおさえられる会社を探したい」という方は、ハウスネットギャラリー事務局がご希望に合わせて住宅会社のご紹介も可能です。サービスはすべて無料でご利用いただけますので、ご希望の方は「ハウス仲人」サービスよりご連絡ください。
土地が狭い=建築費をおさえられる という事はありません。
狭小住宅を検討されている方は、上記のようなプラスでかかる費用もある事を理解して、分からない事は、事前に住宅会社などに確認しつつ、余裕を持って計画を進めることをおすすめします。
予想以上にお金がかかってしまい、その後の将来設計に支障の出ないよう「資金計画」はしっかりと立てましょう。何より、初めての家づくりなので、住宅会社もしっかり比較検討することが重要です。1社だけでなく、3社ほどを比較して、費用やプラン、担当者の人柄なども含めしっかり検討してください。
狭小住宅が得意な会社へまとめてカタログ請求できます。
早坂 淳一 |保有資格:AFP(日本FP協会認定)/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/一般社団法人生命保険協会認定/シニア・ライフ・コンサルタント/
工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在はハウスネットギャラリーを運営する第三者機関ネクスト・アイズ(株)にて、住宅コンサルタントとして活躍中。
狭小住宅が得意な会社へお問い合わせもできちゃいます!
建築面積:43.29m2 / 13.07坪
建築面積:38.66m2 / 11.69坪
建築面積:59.40m2 / 18坪
建築面積:37.26m2 / 11.24坪
建築面積:43.05m2 / 13.04坪
建築面積:39.33m2 / 11.89坪
建築面積:25.84m2 / 7.81坪