住宅関連記事・ノウハウ
これから人気になる住宅は?安全に生活できるお家とは
1 これから人気になる住宅・安全に生活できるお家とは
これから人気になる住宅を予測するにあたり、金融機関や行政などで公開しているデータを参考にしながら大手ハウスメーカーの傾向を調べたりする機会が、よくあります。これから家を建てよう、リフォームしようとお考えの読者のみなさまも、もちろんいろいろな雑誌を見たりネットで調べたりしていることとは存じますが、これから人気が集まりそうな住宅について、いままでとは違った傾向が顕れはじめましたのでご紹介いたします。
官製トレンドとも云える傾向はうちエコ=節電住宅・蓄電池付き住宅・住宅に太陽光発電システムやエネファーム、そして住宅用蓄電池(大手家電量販店でも住宅用蓄電池の取扱を始めました)などの設備を追加することで節電・省エネを図る住宅です。これには、大手ハウスメーカー各社をはじめ、トヨタ自動車・日産自動車・本田技研工業・三菱自動車をはじめ、パナソニック・日立・東芝などの電機、マイクロソフト・ヒューレットパッカード・NTTグループまで、自動車・電機・IT企業が続々と事実上の参入を果たしています。
現時点では実証実験~実用化の段階に入り始めているところ。導入にあたっては、まだまだ導入コストが高価で、おいそれと気軽に導入できるところまでは至っていないのが現状です。
※7月7日にエネファーム補助金受付が終了した影響は、これから顕在化します。
平成23年度民生用燃料電池導入支援事業 補助金制度のご案内
こちらから(外部リンク:燃料電池導入支援事業)
高価な設備を導入せずとも、知惠と工夫で快適な生活をおくることができるトレンド(傾向)は、まだまだあります。もっとも関心が高いのは防犯仕様の充実。東日本大震災で明らかになった地域コミュニティの確立は、期せずして地域(近隣にお住まいの方々同士)での防犯意識が高まる結果になりました。
2 女性に配慮した安心できる設計
あわせて、新築・リフォームでも、玄関ドア・窓・バルコニーの配置計画、動線計画、建物の設計を防犯視点で検証したり、オートロック・面格子・フェンスなどの設置、玄関ドア・窓などの破壊ができにくい構造、防犯性能の高いドア、錠ガラスなどの設置を検討される方々が明らかに増えています。
次に人気になりそうな傾向がはたらく女性に配慮した安心できる設計なのかもしれません。
外出する際に必須の着替え・メイク・全身チェックなどの一連の流れ。そして、帰宅後の洗顔・入浴・着替えなどの流れを、スピーディーに行える動線やアイテムが充実しています。ホームセキュリティなどの防犯仕様の充実とともに、働く女性にも配慮した住宅が続々増えています。
これから、家を建てる・リフォームをするときは防犯並びに女性に配慮した安心できる設計を観ながら検討することが、大きなポイントになることは間違いなさそうです。
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