業者選定のチェックポイント ~その1~
請け手である業者の特徴を理解する
家づくりをする上で、最大のポイントは業者の選定になります。ハウスメーカーとの家づくりと工務店との家づくり、そして設計事務所との家づくりでは大きくその内容が異なります。
各建設業者の長所・短所
長所 | 短所 | |
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工務店 |
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ハウスメーカー |
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建築家 |
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業者選定のチェックポイント ~その2~
あなたの『主導権』で業者を選択
あなたの『主導権』を誰が握るかという観点で、3つの建築業者の家づくりは違ってきます。
工務店型 『自身が主導権を持つ』
- 自分自身が楽しみながら、家づくりを行いたい人
- 大変だが、楽しいと思える根気強い人
- 内装、外装建材や水廻り商品等、積極的に自分で探す情熱的な人
ハウスメーカー型 『請負者が主導権を持つ』
- 手間、暇かけたくないおまかせタイプの人
- 時間がとれず、2者、もしくは3者選択が好きな人
- 何から何までサービスを受けたい人
建築家型 『代理人が主導権を持つ』
- 第3者を間に入れて、プロの提案を受けたい人
- こだわりがあり、独創的のある家づくりをしたい人
- ゆっくり且つじっくりやりたい人
- お金と時間に余裕のある人
業者選定のチェックポイント ~その3~
業者選定の成功の秘訣をチェック
業者を選定する上での成功の秘訣を列挙してみる。
業者の選定作業は、必ず複数でおこなうこと。 | |
各担当者(営業、設計、現場監督、施工業者)と必ず会い、話を聞き、人をみること。 | |
契約前に納得した図面、見積書を必ず入手すること。 | |
見積書、仕様書は各社比較表をつくり、検討すること。 | |
契約前に業者の現場を必ずみること。 | |
契約前に業者の責任者には必ず会うこと。 | |
契約前に契約書、約款は必ずしっかりと読み込むこと。 | |
工事中の第三者検査を認めるか否かを確認すること。 | |
当初の家づくりの目標とずれていないか確認すること。 | |
当初の資金計画を上回っていないか確認すること。 | |
スケジュールを急がされないか確認すること。 | |
保証と保険については必ず入ること |
以上のチェックポイントを、拒否したり、ずれている業者とは契約をしないことです。 これで随分リスクが回避されるはずです。