かっこいい家の外観：事例写真一覧Case gallery

かっこいい外観にするためのポイント

家の外観は、その家の第一印象を左右します。モダンでホテルライクな外観から、日本の美を演出した和風テイストなど、かっこいい外観が好きな人のために、外観をかっこよく魅せるためのポイントをご紹介します。

デザインに統一感を持たせる

かっこいい外観にするためには、デザインの統一感が大切です。和風っぽい家にアメリカンな要素を加えたり、シンプルな外観に奇抜なデザインを取り入れてもデザインに統一感がなく、ごちゃごちゃとした印象になってしまいます。

かっこいい外観は、直線的でモダンな家、伝統的な和風の家、アメリカ映画に出てきそうな家など、デザインに統一感があり、外観で印象的なイメージがふっと浮かんでくることが大切なのです。

自分や家族がかっこいい！と思うスタイルを見つけて、その方向性でデザインを考えていきましょう。

シンプルなデザインにする

家を建てることは、一生に一度あるかないかの大仕事です。せっかくだからと奇抜なデザインにして、他とは一風変わった外観にしたい、と思われる方もいるかもしれません。
しかし、家は何十年も住み続ける場所です。奇抜なデザイン、流行を取り入れすぎたデザインは、その時はよくても十数年後に後悔してしまうことも考えられます。

シンプルにまとめておけば、長い目で見たときにも色褪せないかっこいいデザインになります。

こだわりを持つ

シンプルなデザインにしましょう、と前述しましたが、ご家族のこだわりを一つ持っておくのは大切です。こだわりを持たず、ただ建築士や設計士がかっこいいと思う外観にしても、建てた後にしっくりこないかもしれませんよね。

家族で話し合って、「この色は絶対に入れたい！」「こんな形の外観にしたい！」「海外で使われてる素材を使いたい！」など、自分の家のこだわりは持っておきましょう。そうすることで、建てた後もずっと愛着の湧く家になりますよ。

窓の位置を工夫する

窓は、かっこいい外観をつくるためにとても重要なパーツの一つです。窓の大きさや並び、形で、家の外観は大きく変わります。

家に大きな窓を一つ置くことで、オープンで開放的な印象になります。逆に正面に窓を少なくすれば、重厚感を感じる外観になりますね。採光を確保するための窓はもちろん大切ですが、かっこいい外観にするための窓もしっかりと検討しましょう。

外観の色は明度を落とした色味で

かっこいい外観の色は、パステルカラーやビビットカラーは避けて、モノトーンやグレー・ベージュ・グリーンのようなアースカラーなど、明度を落とした色を選ぶことがおすすめです。

また、白や薄めのベージュなどは、数年たつと外壁の汚れが目立ち、外観がみすぼらしく見えてしまう可能性があります。メンテナンスをこまめにおこなえば、かっこよさを維持できますが、そこまで手をかける余裕がない方は、あらかじめ汚れが目立ちにくい色を検討しておいた方がいいでしょう。

素材を工夫する

かっこいい外観は、色味と同様に使用する素材も大切です。

現代はメンテナンスの簡易さから、人工的な素材を使うことが多いですが、木や石、漆喰などの自然素材を使うことで、他とは違ったかっこよさを引き出すことができます。経年変化も楽しめるので、メンテナンスも一つの楽しみになりますよ。

また、最近ではモダンな住宅によく取り入れられる素材「ガルバリウム」も人気です。こちらは人工的な素材ですが、シャープでスタイリッシュな印象になるため、かっこいい外観によく取り入れられています。

外観だけでなく外構にも統一感を出す

家の外観だけかっこよくしても、外構デザインがイマイチだと、せっかくのかっこいい外観が活きてきません。外構デザインも同じようにこだわり、統一感を持たせることで外観との一体感が出て、よりかっこいい外観に仕上げることができます。

かっこいい外観に合った、駐車場やアプローチ、植栽などをデザインしましょう。

かっこいい外観のテイストは？

では、かっこいい外観と言われる家のテイストには、どのようなものが多いのでしょうか。

モダン

モダンテイストは、モノトーンでシックにまとめたデザインです。直線的なデザインでキリッとした印象の外観ですね。シンプルな中でも、家の形、窓の位置や形を工夫することで、かっこよさを演出します。

和風

日本古来の家をイメージした、大きな屋根のある和風の家も、かっこいい外観テイストの一つでしょう。大きな開口部や長い縁側、丁寧な植栽がある庭は、伝統的な日本を思わせ、かっこいいと感じる方が多いようです。
格子などですっとした佇まいを演出でき、かっこいい外観を作り上げることができます。

アメリカン

アメリカンテイストは、北米の住宅によく見られるデザインで、その多くは「アーリーアメリカンスタイル」と言われます。

細長い板を一枚ずつ合わせた「ラップサイディング」の外壁が大きな特徴で、水色や白など爽やかな色が使われたり、素朴さを出すためにブラウンやグリーンなどのアースカラーも人気です。

レトロな雰囲気で、ヨーロッパの味わいを醸し出すため、住宅街でもオシャレに個性を発揮できます。