おしゃれなトイレ：事例写真一覧Case gallery

おしゃれなトイレの種類とは

トイレには以下3つの種類があります。
・タンクレスタイプ
・一体型タイプ
・組み合わせタイプ

トイレの形状によって、おしゃれさは大きく変わるため、それぞれの特徴を見ていきましょう。

タンクレスタイプ

水を溜めるタンク部分がないトイレで、デザイン性が高く、おしゃれなトイレにできるため、注文住宅では人気のタイプです。タンクレスタイプのメリットは、コンパクトでスタイリッシュな印象になることです。
また、タンクがなく隙間も少ないので、掃除が楽なのもポイントですね。

一体型タイプ

一体型タイプは、タンクと便器、ウォシュレットが一体になっているタイプです。組み合わせタイプと比べると、凹凸が少なくスッキリとしたデザインでスタイリッシュな印象です。タンクと便器のつなぎ目が少ないため、掃除がしやすいことが挙げられます。
また、組み合わせタイプと比べると、手洗い開口部が広いため、手洗いが楽です。

組み合わせタイプ

組み合わせタイプは、最も普及しているトイレで、便器、タンク、便座（ウォシュレット）が独立しているトイレです。
上記2種類に比べてデザイン性は劣っていますが、組み合わせによって掃除のしやすさや利便性を整えることができます。

おしゃれなトイレのデザインのポイント

上記でご紹介した、トイレの種類もデザイン性において大きな要素ですが、その他にトイレをおしゃれにするためのデザインのポイントをご紹介します。

トイレの床や壁の素材と色の選び方

トイレの床や壁は、入った時の印象を左右する大事な要素です。

白い床は、清潔感があり部屋を広く見せる効果もあります。グレーや黒にすれば、スタイリッシュでモダンな雰囲気になるでしょう。他にも、床に柄が入ったパターンもおすすめです。木目調やレンガ調など、トイレの雰囲気に合わせた柄を選ぶと、他とは違うおしゃれな空間を作り上げることができます。思い切ってタイルを敷き詰めるのもいいですね。タイルは汚れや水分にも強く、カラフルなタイルにすれば一気に印象が変わります。

壁紙は、トイレで最も面積が広く見えるため、トイレの印象を大きく左右します。壁の一面だけをアクセントクロスにしたり、リビングなど大きな部屋では使えない個性的な柄をトイレに取り入れるのもありですよね。
ただし、トイレは壁紙が汚れやすい場所でもあるため、耐水性や掃除のしやすさも考慮しておくと安心です。

トイレ照明の選び方

トイレは照明によって雰囲気が大きく変わります。
照明が明るいトイレは、清潔感がありますが、暗めの照明にした場合、落ち着いた空間になりリラックスできます。まずはどちらの雰囲気にしたいかを考慮して、照明を選びましょう。
また、間接照明を取り入れるとムーディーな雰囲気を演出できますし、ペンダントライトにすれば、トイレをグレードアップできますよ。トイレは照明で大きく印象が変わるため、雰囲気に合った照明をチョイスしましょう。

トイレの家具や収納の選び方

トイレでは、トイレットペーパーや掃除用品、小物類など、狭い割には収納するものが多いため、収納力が重要です。トイレタンクの上に棚を設置し、トイレットペーパーや掃除用品をまとめて置くこともありますが、こういった生活感の出やすいものが見える収納だとデザイン性は劣ってしまいます。
キャビネット付きの手洗いや、コーナー収納用のキャビネット、トイレタンク上部にキャビネットを取り付けることで、物を隠して収納できるため、スッキリとした印象になるでしょう。

トイレのアクセントとなる小物の選び方

トイレは生活感が出やすい場所ですが、小物を工夫することで、一気におしゃれにすることができます。トイレットペーパーホルダー一つとっても、木目でナチュラルさを演出したり、アイアンでかっこいい雰囲気を出すことができます。
さらに鏡もトイレの印象を左右します。横長の鏡にしたり、デザイン性の高い鏡を設置することで、トイレのおしゃれさをグレードアップできるため、おすすめです。

また、グリーンを置けば清潔感を出すことができます。トイレは陽射しを確保しづらいため、日が当たらなくてもいい植物を選ぶ必要がありますが、フェイクグリーンでも十分雰囲気は変わりますよ。

おしゃれなトイレを作るときの注意点

トイレをおしゃれにすれば気分が上がるのは間違いないですが、おしゃれさを追求するあまり、機能性を失ってしまう場合もあります。

例えば、デザイン性を重視してタンクレストイレを選択したのに、手洗い場も設置する必要があるため、結果トイレが狭くなってしまう事例も。
また、壁紙や床にこだわりすぎて、メンテナンスが大変だったり、照明が暗すぎて使いづらくなってしまう場合もあります。

実際の生活を想定して、機能性やメンテナンスのしやすさ、使いやすさも考慮して、おしゃれさとのバランスを取って作り上げていきましょう。