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中庭:事例写真一覧Case gallery

更新日:2024年11月21日

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中庭の定義とは?

中庭とは、壁に囲まれた庭のことを言います。壁に囲まれてはいるものの、屋根はない屋外のスペースです。外からの視線が気にならないため、住宅密集地や狭小住宅にも取り入れやすいのが特徴です。
プライベートな屋外空間が家の中にあるため、子どもやペットの遊び場として活用したり、バーベキューやガーデニングなど、趣味のスペースとしても活用できます。

通常の庭と同じように使え、活用の幅が広いことに加えて、防犯性やプライバシーの確保に優れているため、小さなお子さんがいるご家庭に取り入れられることが多いです。

中庭と坪庭の違い

中庭とよく似た言葉に「坪庭」がありますが、中庭と坪庭は、基本的な用途が異なります。どちらも壁に囲まれた庭園であることに違いはないですが、中庭が前述したように様々な用途に使用される一方、坪庭は”小さな区画に配置された日本庭園”です。砂や石、植物を美しく配置し、枯山水や小さな滝、石組みの床などを取り入れ、日本庭園の美しさを表現する場所として作られます。
坪庭は、中庭のような活用の幅はないですが、リビングに取り入れることで、上品で洗練された印象のお部屋になります。

注文住宅で中庭を作るメリット

注文住宅で中庭を作るメリットとしては、日当たりや風通しの面に加え、防犯性も高くなることが挙げられます。一つずつ詳しく見ていきましょう。

日当たりや風通しがよくなる

住宅密集地や狭小地の場合、十分な採光が確保できない場合もあります。中庭を作ることで、通常の家よりも建物の壁が増え、そこに窓を取り付けることで採光を確保しやすくなります。家を建てるときに、日当たりの良さを重視される方は多いですが、リビングに中庭を作ることで採光の問題は解決しやすくなるでしょう。

一般的な家では、南側に大きな開口部をもうけて日当たりを良くしますが、中庭を作れば、南側に限らず開口部を増やせるため、方角を気にせず光を取り入れることができるのです。
中庭から光を取り込んだ明るいリビングは、過ごしやすく快適な空間になるでしょう。

また、中庭部分の開口部から風を取り込みやすくなるため、家全体の風通しがよくなることもメリットです。四方を壁に囲まれている中庭の場合、防犯性能も高いので、蒸し暑い夏の夜でも窓を開けて爽やかな風を取り込むことができます。

屋外のプライベート空間ができる

中庭は、形状によって完全なプライベート空間にすることが可能です。
中庭の形状には、コの字型、ロの字型、L字型の3種類があり、ロの字型の中庭にすることで、四方を壁に囲まれるため、屋外のプライベート空間ができあがります。常の庭と違い、外からの視線を気にする必要がないため、自由に過ごせることは大きなメリットでしょう。
また、子どもを中庭で遊ばせる際にも、壁に囲まれていれば事故の危険性も少なく、防犯面でも安全性が高いです。

家族で気兼ねなく過ごせる屋外空間が欲しい方にはおすすめです。

防犯性が高い

前述したロの字型の中庭は、四方を壁に囲まれているため防犯性が高く、小さい子どもが遊んでいても安心です。通常の庭であれば、家への侵入経路があるため、なかなかお子さん一人で遊ばせることは難しいでしょう。
お子さんが一人で外に出る心配もないため、事故にあうリスクも軽減できます。

開放的でおしゃれな空間になる

中庭は一般的な庭とは違い、居住スペースの一部として作られます。そのため、部屋の中にいても外とのつながりが生まれ、開放的な空間になります。実際の面積よりも部屋が広く見える効果もあるため、狭小住宅などでも人気です。

また、中庭を作ることで窓の数が増え、それによってさらに開放感が増し、おしゃれな空間になりますよ。

注文住宅で中庭を作るデメリット

では続いて、中庭を作るデメリットを見ていきましょう。

居住スペースが狭くなる

狭小住宅で無理に中庭を作ってしまうと、居住スペースが圧迫され、住んでから思っていたよりも狭かった!と後悔してしまう場合もあります。
注文住宅を建てるときには、居住空間を優先して設置を検討することがおすすめです。

土地にあまり余裕がない場合は、中庭の設置を慎重に検討する必要があるでしょう。

建築費用、メンテナンスコストがかかる

基本的に、建物の凸凹が少ない形状の方が建築費用を抑えられます。しかし、中庭を作ることで建物に凸凹が生まれ、余分な資材が必要になるため、建築費用が高額になりがちです。
また、中庭にウッドデッキを設置したり、植栽をする場合、それらのメンテナンスコストもかかります。

どこにお金をかけるべきかをしっかりと話し合い、予算に合った家づくりをしましょう。

冷暖房効率が落ちる

中庭を設置することで、通常の家よりも窓の数が多くなる場合が多いです。窓が多いとどうしても断熱性能は落ちてしまいます。窓から外気の影響を受け、冷暖房の効率が落ちてしまうことも十分考えられます。

中庭を作る場合は、家の断熱性能を上げたり、窓を2重ガラスやトリプルガラスを使用するなどして気密性を上げる工夫が必要です。

中庭Point

    中庭は外からの視線を気にせず、四季を楽しむことのできるプライバシーの高い庭として人気があります。採光の取りにくい住宅密集地でも中庭を設けることで光や風の通り道ができるため、家の中が明るくなることも魅力の1つ。ロの字型の家であれば、完璧に家族のプライベート空間を実現することも可能です。リビングと一体感を持たせた中庭空間で広々とした空間を実現することも、家庭菜園をの楽しむことも、こだわりの詰まった「中庭」の写真を集めました。中庭の広さはもちろん、空間の取り方や室内との一体感を持たせる秘訣など詳細までご覧いただけます。気になる写真は簡単に保存することもできます。そんな中庭を上手に取り入れた家づくりを検討されている方は、専門家がおすすめする住宅会社をご紹介することも可能です。ご希望の方はこちらからどうぞ。

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